日本史をたどる旅
日本史をたどる旅 1
3泊4日 古代から現代へ日本の歴史を時代の順にたどる旅。
いつ訪れても新鮮で心洗われる伊勢に
始まり、飛鳥、奈良、京都、大阪、そして最終地は近代日本の発展を支えた神戸。移りゆく時の流れの中で、変わること
なく受け継がれてきた日本文化の本質とは何か。日本人が大切にしてきたものを、歴史の現場で体感すれば、その答えが
みつかるかもしれません。
お気に入りの場所で時間を延ばして滞在するのもOKです。
1日目
伊勢 旅のはじまりは、こころのふるさと伊勢
伊勢へは大阪から電車を利用すると近鉄で約1時間50分。名古屋からは、近鉄で約1時間25分。JRで約90分です
。
伊勢では、まず外宮へ。(近鉄・JR「伊勢市駅」から徒歩約10分) 境内には第62回式年遷宮を記念して建て
られた「遷宮館」が。正宮に参拝した後は、内宮へ(約4km 三重交通バスが利用できます)
市域の3分の1を占め
る伊勢神宮の門前町・伊勢。古くからの伝統が今も生き続けている町です。
伊勢街道の終点、伊勢神宮は古くからの
信仰の場であり、庶民のあこがれの場です。同時に伊勢には内宮門前のおはらい町やおかげ横丁、古市など行楽の場とし
ての顔もあり、それは今も街のあちらこちらで感じることができます。
※伊勢の散策はボランティアガイドの案内で
※ちょっと足を延
ばして斎宮へ。斎宮へは近鉄で約20分。斎宮とは伊勢神宮に仕えた皇女・斎王とその居所のこと。斎宮歴史博物館では
斎宮に関する研究文献や発掘調査などに基づき、模型などを用いてわかりやく解説しています。
ちょっとひとめぐり・伊勢散策は
http://www.rekishikaido.gr.jp/heritage/co urse/ise/index.html映像
アクセス
2日目
飛鳥
伊勢から飛鳥へは電車で約2時間。車で約2時間45分。
明日香村祝戸地区にある「祝戸荘」では藤原京の遺跡から出土した資料をもとに、飛鳥の宮廷人が食べていたものを現
代に再現した「古代食・葉盛御膳」が味わえます。古代のチーズ「蘇」や「赤米ごはん」など、古人に想いを馳せながら
ゆったりと食事が楽しめます。
のどかな田園風景の中に、板蓋宮跡、高松塚古墳、石舞台古墳など古代国家の権力闘
争の舞台となった遺跡や亀石、猿石など謎の石造物が残されている明日香は古代史ロマンの里です。
飛鳥地方一帯は
、592年から平城宮に遷都される710年までの飛鳥時代に歴代の天皇が宮を置いた地域。日本の原風景を偲ばせる景
観とともに古代都市空間を今に伝えています。
明日香の魅力の一つは朝靄の中の散策。少し早起きをして、棚田を照
らす太陽の光の美しさを堪能してください。
※明日香村の散策は飛鳥京観光協会観光ボランティアガイドの案内で
ちょっとひとめぐり・飛鳥散策は
http://www.rekishikaido.gr.jp/heritage/ course/asuka/index.html
映像
アクセス
奈良県・斑鳩町 法隆寺
明日香から法隆寺へは電車で約30分(飛鳥駅~新王子駅 新王子駅から奈良交通バス)
奈良県の北西部に位置する斑鳩町は、法隆寺、法起寺、法輪寺…聖徳太子にゆかりのふかい古寺・史跡が田園風景の中
に点在する太子ロマンのまちです。
最古の木造建築としても名高い法隆寺、法起寺を含む周辺地域の仏教建造物群が
、日本で初めて世界文化遺産にも登録されました。
古代から奈良時代へ。阿修羅像や夢違観音像など、時代毎に特徴
ある仏像をめぐるのも面白いものです。
※斑鳩の散
策は斑鳩の里観光ボランティアの会の案内で
ちょっとひとめぐり・斑鳩散策は
http://www.rekishikaido.gr.jp/heritag e/course/ikaruga/index.html
アクセス
3日目
奈良市・奈良公園 東大寺・春日大社
法隆寺駅から奈良駅までは約10分。奈良駅から奈良公園へは奈良交通バスが利用できます。
奈良公園の総面積は502ha。741年、聖武天皇の発願によって建立された東大寺や8世紀に創建された春日大社など、奈
良公園一帯には国宝や世界遺産登録物件が点在しています。
奈良のひとつの魅力は奈良公園の早朝散歩。春日大社で
は、毎朝・午前9時前に参拝所横の直会殿に集合すると約30分、朝拝に参加することができます(祭典執行日は行われ
ませんので、事前にお確かめください)
※奈良の散策はなら・観光
ボランティアガイドの会の案内で
ちょっとひとめぐり・奈良公園散策は
http://www.rekishikaido.gr.jp/herit age/course/narakouen/index.html
映像
アクセス
京都市・東山
奈良から京都へは近鉄またはJRで(約40分)。京都市内の移動は、市バス、地下鉄が便利です。
京都の人気スポットのひとつ東山周辺。江戸後期には儒者・頼山陽が住んだ庵より、鴨川の清き流れとなだらかな山並
みが連なる東山の望めは、“山紫水明”の地と言ったその東山地区には、清水寺や高台寺など京都を代表する社寺が点在
しています。
清水寺から高台寺、八坂神社、円山公園へとかけては飲食店やお土産物店も多く、また京都らしい景観
が楽しめます。(季節によっては夜間ライトアップなどもあり夜の拝観などもできます。)
少し足を延ばして、四条
通と富小路通の交差するところにある福寿園京都本店では、本格的な茶道体験が手軽に楽しめます。
ちょっとひとめぐり・京都東山散策は
http://www.rekishikaido.gr.jp/her itage/course/higashiyama/index.html
ちょっとひとめぐり・京都岡崎散策は
http://www.rekishikaido.gr.jp/heritag e/course/okazaki/index.htmlアクセス
4日目
大阪・大阪城
京都から大阪は鉄道が便利です(JR、阪急、京阪 約30分)
大阪市の中央からやや東のあたり、緑の中にたたずむ大阪城。現在の天守閣は1931年、多くの市民の寄付によって
徳川時代の石垣の上に再建されたもの。内部は、博物館として、重要文化財など貴重な歴史資料を公開しています。
周辺には、平城京よりもさらに古い都の遺稿・難波宮跡、大阪歴史博物館などが並び、大阪の歴史の深みを感じさせてく
れるエリアです。
大阪城から南へ。道頓堀から日本橋近辺は、江戸・元禄時代、芝居小屋などで賑わった庶民のまち
・大阪を彷彿させるエリア。国立文楽劇場では、大阪発祥の伝統芸能「文楽」が鑑賞できます。
※国立文楽劇場の公演日程はこちらから
ちょっとひとめぐり・大阪城周辺散策は
http://www.rekishikaido.gr.jp/her itage/course/osakacastle/index.html
ちょっとひとめぐり・道頓堀周辺散策は
http://www.rekishikaido.gr.jp/heritag e/course/bunraku/index.html
映像
アクセス
神戸市
大阪から神戸へは鉄道が便利(JR、阪急、阪神 約20分)。
街角からジャズの音楽が聞こえてくる…、そんな新しくて、懐かしい、モダンな気分にさせてくれる町・神戸。19世
紀半ば、日本は欧米列強からの開国要求に応じ、函館、神奈川、長崎とここ神戸の港を開港しました。以来、海外から多
くの人々が移り住みました。
三宮から山側へ、ゆるやかな坂道を登っていくと、異国情緒あふれる街並み「北野異人
館街」がひろがります。ここはかつて、故国を離れた外国人たちが移り住んだまち。海の見える高台には、北野のシンボ
ル的な風見鶏の館をはじめ、萌黄の館、ラインの館、うろこの家など特徴ある邸宅が残されています。
ちょっとひとめぐり・神戸北野周辺の散策は
http://www.rekishikaido.gr.jp/heritage /course/kitano/index.html
映像
アクセス
300km、古代から近代へ、日本の歴史をたどる旅。お疲れ様でした。